何かと忙しくしている現代人には、まとまった時間がとれなくて旅行なんていけないと諦めている人も多いと思いますが、日帰り旅行であれば大型連休が来るのを待つことなく気軽に行くことができます。宿泊もないぶん大きな荷物を持ち歩くことなく身軽に動けるのも魅力です。日頃から溜まっているストレスを解消するためにも、週末に日帰り旅行で山口県の大自然を満喫してみませんか?
エメラルドグリーンの海と白い砂浜があることから日本にいながら南国気分が満喫できる角島。島へと続く角島大橋は多くの観光客やカメラマンの撮影スポットとしても知られ、山口県の観光地の中でも「一度は行ってみたい」と憧れる絶景の観光スポットです。
テレビドラマの「HERO」スペシャル版や映画「四日間の奇蹟」のロケ地になるなど、テレビドラマや映画の撮影地としても有名な場所です。角島大橋から角島灯台までのドライブコースはデートスポットにもなり、角島灯台公園からみる夕日は最高の思い出となるでしょう。
2015年にアメリカのテレビ局・CNNが発表した「日本で最も美しい場所31」のひとつに選出されて、美しい大自然を満喫できる人気スポットとなった元乃隅神社。
神社というと木々に囲まれた静かなイメージを持つ人も多いと思いますが、この神社は360度パノラマでエメラルドグリーンの海に囲まれ、123基からなる赤い鳥居が神秘的な景色に見せてくれます。商売繁盛・良縁・子宝・交通安全・学業成就などの御利益があるパワースポットとしても知られています。
境内にある大鳥居には賽銭箱が設置されており、お賽銭を投げ入れることができると願い事が叶うという言い伝えがあることから多くの参拝者で賑わっています。
見渡す限りの大自然を満喫することができるツーリングスポットとして知られ、無料の駐車場で下車すると周辺一帯が石灰岩・草原・季節の花などをゆっくりと見られるハイキングコースとしても楽しめます。春に咲く花・夏の草原・秋のススキ・冬の星空など季節ごとに景色や見どころが変わることから、季節にとらわれずに通年で楽しめるのも魅力です。
毎年2月におこなわれる秋吉台の山焼きは、600年以上も昔からの伝統が受け継がれており、日本最大規模の山焼きとして知られています。山焼き後の黒くなった草原は撮影スポットとしても有名で、多くの観光客やカメラマンなどで賑わいます。
通年で17℃と温度が一定していることから、夏は涼しく冬は暖かい天然で出来た快適スポット秋芳洞。観光地の多くは雨が降ると景色を十分に楽しめずに残念な気持ちになりますが、秋芳洞は天候にかかわらず快適に楽しめることが魅力です。
そのため、天候などを気にせずに気軽に日帰り旅行の予定が入れやすいのが特徴です。
秋芳洞の入口では冷たい空気が流れる杉木の道があり、夏の暑さで外出に辟易する人も多いと思いますが、秋芳洞の涼しい環境が夏の暑さを忘れさせてくれます。洞内は総延長10kmを越え国内第2位の長さがあり、つららのような不思議な造形の数々は、ここでしか味わえない魅力があります。
日本の原風景を楽しむことができるノスタルジックな雰囲気の東後畑棚田。田植え前の水を張った水田が鏡の役割をして、空に浮かぶ夕陽が映りこむ姿は絶景そのもので、田植え前の時期になると多くのカメラマンが撮影にくる絶景スポットです。
現地は棚田のみならず日本海も同時におさめることができる最高の撮影スポットであることから、インスタグラムなどSNSに田舎風景や絶景地として投稿するにも最適な場所で、インスタ映えを狙うなら是非お勧めしたい場所の一つです。
5月下旬にはイカ釣り漁のシーズンに入り、夜になると海に停泊した多くの漁船の漁り火が星空のような美しい姿を見せてくれ、昼間とは違った美しさを見せてくれます。
夕日を見るならこことお勧めしたくなる笠戸島。島内にある夕日岬は夕日の名所として知られ多くの観光客やカメラマンが訪れます。全島が瀬戸内海国立公園にも指定されており、海に浮かぶ島々を見ながらホッと一息つける癒しのスポットとしても最適です。
島内には夕日岬の他に外史公園・はなぐり海水浴場・笠戸島家族旅行村など夕日を楽しめるスポットがいくつも点在し、海水浴やキャンプなどを家族と一緒に楽しみながら絶景を見ることが出来るのも魅力です。その中でも外史公園は特におすすめのスポットで、高台から見る瀬戸内海と夕日は絶景スポットです。
エメラルドブルーの美しい姿を見せてくれる別府弁天池。名水百選にも選ばれている別府弁天池の湧き水は、1杯飲めば1年長生き、2杯飲めば2年長生きできる長寿の水という言い伝えがあり、健康長寿の御利益があるパワースポットとしても知られています。
御利益にあやかりたいと現地では観光客が地元の人がペットボトルやタンクを持参して、備え付けの蛇口から水を汲んで持ち帰る人で賑わいます。美しいエメラルドブルーの湧き水は見て楽しんだり健康長寿のために飲むだけではなくマスの養殖にも使われています。
現地の釣り堀では釣りを楽しむことも出来ますし、釣り上げたマスをお店で料理して食べさせてくれるところもありますので、お昼頃にいくのがお勧めです。
標高631.3メートルから瀬戸内海の島々を望むことができる絶景スポット大平山山頂公園。ゴールデンウイークの時期には10万株のツツジの花が咲が咲き誇り、瀬戸内海とツツジを同時に楽しむことができます。公園内は見渡す限りツツジの花で埋め尽くされ、大型連休の時期ということもあって多くの観光客や地元の人で賑わいます。
大平山山頂公園は防府市で最も高い山ということもあり、夜になると防府市を一望する夜景の美しさから多くのカメラマンが訪れます。現地には展望広場・芝生広場・遊びの広場・多目的広場などがあり、小さなお子さんが楽しめる公園となっているので、お子さん連れにもおすすめのスポットです。
日帰り旅行というと行き先を色々と詰め込み過ぎて慌ただしい旅行となるイメージがありますが、せっかくの日帰り旅行ですから大自然をゆっくりと楽しむことが大切です。
慌ただしく現地を歩き回って疲れてしまっては十分に旅を楽しむことが出来ません。旅行は目的地へ行くことだけが楽しみではありませんから、是非とも道中も見逃さずに楽しんでください。